Popenoe Method

The Art of Pronunciation

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ポペノ•メソッド - 発音要素 1 - 母音


日本語の母音「あ-い-う-え-お」の5つの音は発音するときの口の動きが固定されているため口をあまり動かさなくてもきれいに発音できます。 一方、英語の母音「A-E-I-O-U」には5つ以上の音があり、音の大きさや長さも様々で口の形を変えながら作られる音まであります。 そのためそれぞれの母音を明確に発音し分けるためには、口やその周囲の筋肉や唇を柔軟に動かさなければなりません。 この母音の多様性は自然な英語が抑揚に富んでいる理由のひとつです。よく日本人が話す英語は「固く」「メリハリがなく」聞こえることがよくあります。これは日本語と英語の母音の数の差や発音方法の違いが影響しているためなのです。

英語の発音を学ぶ第1歩は、発音記号を用いて単語の母音の発音を確認することです。 「lock, love, lost, lone, lose」の5つの「O」は全て違う音ですが、発音し分けることができるでしょうか。
ポペノメソッドでは母音を発音するための口の動きを習得し、発音に必要な筋肉の柔軟性と可動性を高める練習を繰り返します。 それぞれの母音を正しく発音することで、わかりやすい英語に一歩近づくのです。

ポペノ•メソッド - 発音要素 2 - 子音


日本人は日本語を話すとき子音と母音を切り離して発音しません。 それは主な日本語の「仮名」が母音と子音の組み合わせで構成されるためです。この特徴が日本人の英語の発音にも反映しています。日本人は無意識に子音の直後に母音を挿入し「salad」を「salada(サラダ)」と「please」 を 「puleaseu (プリーズ)」と発音しがちなのです。

また母音をつけ加える癖を克服しても子音で終わる発音に慣れていないため語尾の子音を十分に強く発音しないことがよくあります。 日本人が発音すると、"space" の語尾の子音 ”ce”、つまり "s" の音が大変聞き取りにくいのです。

ポペノメソッドでは英語の24個の子音を発音の仕組みによって8つに分類しました。 子音の正しい発音を理解し、同じ特徴を持ったものをグループごとに練習していくと非常に効率的です。 英語の発音改善において子音の発音は母音の発音に劣らず大切なのです。

ポペノ•メソッド - 発音要素 3 - リズム


どの言語でも日常会話では一つ一つの単語には焦点をあてず、会話の中の聞き慣れたリズムから内容を汲み取ります。 このリズムを作るのが音節(syllable)です。音節とは母音とその前後に接続されている子音(1個または複数)で構成される「母音を中心とした音のまとまり」のことを言います。

英語には、アクセントをつけて強く長めに発音する母音が多数ありますが「あいまい母音(schwa)」と呼ばれる弱く短く発音する母音もあります。 実はアメリカ英語では、アクセントをつけない音節の母音のほとんどがこのあいまい母音なのです。 あいまい母音は発音される頻度が最も多い母音で、しかも英語のリズムに大きく影響するため発音学習においてとても重要です。

3音節の単語「バナナ」で発音を比較してみると、まず日本語の「バナナ」のリズム は一定です。 一方英語の「banana」は、2つめの母音にはアクセントがおかれ強調されますが、1つめと3つめの母音はあいまい母音でごく短く発音されるのでリズム が変化します。 一見難しく感じるかもしれませんが、あいまい母音の発音に難しいテクニックは必要有りません。前後の子音の間に音節を作る間隔がほんの少しあることを思い浮かべて、できるだけ短く発音してください。同じリズムの他の単語も発音してみましょう。
connection, condition, exciting, mistaken, together。あいまい母音とリズムの特徴に注意を払いながら発音することにより「一度で理解される英語」にさらに近づくことができるのです。

ポペノ•メソッド - 発音要素 4 - コネクション


日本人の英語は「単語がばらばらに聞こえる」と言われることがあります。それは日本人が単語と単語をつなげて発音できないとき、無意識に音の流れを止め単語を一個ずつ区切って発音しがちだからです。自然な英語は隣どうしの単語が滑らかにつながり流れるように聞こえるものです。 ですから発音改善には英単語をきれいにつなげること(コネクション)も欠く事のできない要素なのです。

日本語の単語の多くは、子音と母音が「Do・ko・de・ta・be・ma・shi・ta・ka?"」のように交互に組み合わされますが、英語では子音だけが組み合わされることがあります。 その場合、同じ単語の中に複数の子音が並んでいることや子音で終わる単語と子音で始まる単語がつなげられることがあります。(例: pass that flower・small vase)

日本人の英語の弱点は、子音が重なる単語の間が区切られているため英語がとぎれとぎれに聞こえたり、無意識のうちに母音のような音が入れられて聞き取りにくい英語になることです。コネクションがしっかりした英語では、子音と子音の間には間隔はありません。だから少しでも間隔があくと音節の数が増えてリズムが乱れ、聞き手が理解しにくい英語になります。

ポペノメソッドでは正しい子音の発音法を確認して、子音同士をなめらかにつなげるためにあごや舌や唇の動きに注意しながら発声練習を行います。 うまくつなげられるようになったら、リズムとメロディーに富んだ歌をイメージしながら練習するとさらに効果的です。 コネクションの技術習得は発音の改善だけではなくリスニングにも役立ちます。

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